Overview

日本文化のこれからを担う先鋭たちが集い、
2019.05.02~25、ニューヨーク各所にて
ワークショップ & 展示を開催。
現代における日本の「侘び」を世界へ伝えます。

Member

japan
二階堂 明弘 - 陶芸
根本 知 - 書
平間 磨理夫 - 花
NY
森 宗碧 - 茶人
- Special Thanks To -
Yoshihiko Kousaka, Executive Chef of KOSAKA
Mihyun Han, Owner of KOSAKA
EunYoung Sebazco, KOSAKA Art Curator
Fujiko Aoki, Japanese food and confectionery of MochiRin
- Cooperated by -
Yasunobu Tomita, Shichihonyari
Henry Sidel, JOTO Sake
- support staff -
木口 和也(nMAKE inc.) - フォトグラフ、デザイン、ウェブ
Audrey Chin - 現地スタッフ
宮濱 祐美子 - フォトグラファー

Schedule

- Cavin Morris Gallery -
2019.05.02~25 二階堂明弘 展示
2019.05.02 オープニングパーティー & 花、書、茶のパフォーマンス
- Setsugekka -
2019.05.01~25 書家 根本知 展示
2019.05.01 オープニングパーティー
2019.05.03 書家 根本知 トークショー
2019.05.04 書家 根本知 ワークショップ
2019.05.05 はないけ 平間 磨理夫 ワークショップ
2019.05.05 森 宗碧 お茶会
- others -
2019.05.06 茶事 at KOSAKA
2019.05.07 陶芸家 二階堂明弘 デモンストレーション at Togei Kyoshitsu of New York
- 関連イベント -
2019.05.02 ~ 04 陶ISM展 at sara Japanese pottery
アーティスト
二階堂明弘、富田啓之、加藤直樹、村上祐仁、木村有希、大澤哲也

Contact

mail to:
contact@wabi-ima.com

Background

-日本文化の集大成の一つともいえる茶の湯を通し、自身が取り組む陶芸の魅力を海外の方々に感じてもらいたい-

二階堂明弘が2015年5月にニューヨークにて開催した個展「侘びと今」のコンセプトです。

2016年5月に、ニューヨーク各所を茶室に見立て茶人、書家、華道家、和菓子作家達と共に開催した「侘びと今 -輪-」。

そして、2019年5月。「侘びと今-散-」を開催いたします。

期間中、陶芸家 二階堂明弘の展示。茶人 森宗碧が主催する「雪月花」での書家 根本知の個展、華道家 平間磨理夫によるパフォーマンスやwork shopを、茶の湯を通し開きます。

世界中の国々から集った人々がつくりあげたニューヨーク。
その街に相応しい、今だから出来る精一杯を持って「侘びと今」の集大成としたいと思っています。

「日本人がつくりあげた美と価値観」

日本で生み出された「茶の湯」。
それは、室町時代から始まった。
茶人は季節を愛で、そこから湧き上がる想いを茶、書、花、うつわ、酒などに託す。客は亭主とともにそれを五感で味わい、時間と空間を共有することで心を通わしていく。

それぞれ個として存在するものが、茶室という空間のなかでは、すべてが一つになる。

海外の文化が押し寄せてきた明治。アートという言葉もそれ以降に伝わった。

時代の変化を独自の発想と柔軟さで融合させていった日本。

ただ、自分達のそれまでの文化にどのような価値があるかを見つめ直すことは少なくなっていった。
とくに戦後は欧米文化に目を奪われ、それを追いかけすぎた故に、自らの文化や価値観を忘れた時代が長らく続いた。
そして、その影響は今も。

しかし、ニューヨークでの「侘びと今」を皮切りにし、また様々な国で個展をする中で、日本人がつくりあげてきた文化、文脈、価値観の中にある美に共感してくれる人達が世界中にいることを身をもって知った。

過去のものではない。

花が散り
実を結ぶように
その時々で形を変え
国も人種も越え
拡がっていくことを願い…

「侘びと今 -散- 」 を開催いたします。